横浜市在住、27歳みくさんの転職体験談
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転職しようと思ったきっかけ
元々、給料の少なさとサービス残業の多さに不満を持っていました。また、親族経営の園の方針にも納得のいかない面が多々ありました。
しかしながら、同期や保護者の方には大変恵まれていたので中々決断を出せないでいました。
そんな中、「保育士バンク」という保育士専門の転職サイトの存在をネットで知ることが出来ました。
当時担当していた子供たちに対し、とても思い入れがあったので何とか卒園するまではと3月までは今の園にとどまろうと考えていました。
実際に、「保育士バンク」にその旨を伝えたところこちらの希望は最大限通すというコンサルタントさんの言葉で私は転職を決意することが出来ました。
転職時の希望条件とその理由
私の転職の希望条件は、サービス残業があまり無い園であるということでした。
前の職場では、イベント前になると装飾作りや、会場設営などで連日終電は当たり前の環境だったからです。
たまの残業は勿論許せますが、サービス残業は当たり前という園の風潮に正直うんざりしていました。
また、職員と園の方針がしっかりと固まっている「経営方針がブレていない園」という点も非常に重視して見ていました。
園の幹部がそれぞれに違った考え方を持っているとトラブルが発生した際の対応がバラバラになり、子供たちが1番辛い思いをしてしまいます。なので、職員と園の方針がしっかりと合致している園を探していました。
転職活動で工夫したこと
私は、転職という文字が頭をよぎってからすぐにインターネットで、保育士の転職に強いサイトを探してみました。
するとクチコミの評判が良く、転職の手順が詳しく載っている「保育士バンク」というサイトに出会うことが出来ました。
転職を意識し始めたのは12月の半ば過ぎだったので子供たちが卒園する3月までは今の環境にとどまろうとも思っていました。
しかし、お金の関係で無職の期間を作りたくありませんでした。
そのため12月半ばから、空いている時間を使って4月から働ける職場探しが始まりました。
実際にコンサルタントさんにはメールや時には電話で大変お世話になりました。
私の3月までは今の職場にいたいという我儘にも真摯に対応してくださりました。
また、面接の練習に付き合って下さったり、面接の際には同席までして下さいました。私は面接が昔から大の苦手で、いつも頭が真っ白になってしまうのですが、いつも相談に乗って下さっているコンサルトさんが傍にいてくれたお蔭であまり緊張せず自分の思いの丈をぶつけることが出来ました。
転職先企業に決めた理由と経緯
私が今の職場に決めた理由は「園の雰囲気が良いから」です。
自分で求人を探し色々な園に実際に足を運んでみましたが、あまりよいと思える園がみつかりませんでした。
そこで、「保育士バンク」というサイトに紹介して頂いた園に足を運んでみることにしました。
すると、園長先生が大変いい方で、園全体とその職員との連携が良く取れているなと感じました。
また、実際に園で遊んでいる子供たちの様子も見せて頂きました。どの子も皆、ノビノビと本当に良い顔で遊んでいました。
またサービス残業に関してもこちらの園自体が「ノー残業」を謳っている経営方針と聞きました。まさに私にとっては理想の職場でした。
転職してよかったと思う点
ノー残業の方針がある園なので、その分の時間を趣味等にあてることができ、毎日の生活がとても充実しました。その結果、精神的に余裕が生まれ、園児たちにゆとりをもって接することができ、自分の理想に近い保育をすることができたと感じています。
また、園の方針と職員の方針がしっかりと合致しているため、トラブル等の対応にビクビクしなくてもよくなりました。何かあれば園長先生をはじめ職員全員でチームとして対応することができた為、とても働きやすい環境の中で仕事をすることができました。
そして、先輩の保育士さんからアドバイスをもらったり、同年代の保育士と様々な情報を交換することができ、自分の仕事に自信が持てるようになりました。
今後の目標
今務めている園は、人材面・施設面ともにとても良い環境にあると考えています。
先輩の保育士さんから学んだり、同僚と多くの意見を交換したりしながら、より自身のスキルを磨いていきたいと思っています。私はオルガンや歌があまり得意ではないのですが、今の園児たちは歌の時間をとても楽しみにしているので、オルガンの演奏や弾き語り等については特に練習を重ね、しっかりとした技術を身につけたいと思っています。
現在は試用期間のような扱いで雇っていただいているので、しっかりと力を発揮して、正規職員として採用して頂けるように頑張って務めたいと思っています。
これから転職をしようとする保育士・幼稚園教諭へアドバイス
保育士・幼稚園教諭は、今の時代必ず「需要」があります。私も転職活動を始めるまで実感としてあまりピンときませんでしたが、これが今の率直な感想です。
「少し待遇が悪いけれど次の職場が見つからなかったら困るから我慢しよう。」「自分のスキルに自信がないから選り好み出来る立場ではない。」そんな風に考えている方があまりにも多いように感じます。
実際に保育の現場で働いている人間が勇気を持って行動に移さないと現状は何も変わりません。保育とは未来の宝を育てる大切な仕事です。是非少しでも転職を考えている方がいたら、まずは自分自身で「自分に合った園」を探してみて下さい。