悩みに悩んだ転職、結果的に大成功でした【保育士の転職体験談】

大阪府在住、27歳さきさんの転職体験談

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転職しようと思ったきっかけ

前職の責任者（園長先生）の方針が合わなかったこと、そして、職場内でのいじめがある保育園だったため転職を決意しました。

具体的なエピソードは、不器用だったり、容量がよくない先生へのあたりがきつい、そして上層部を交えて干して退職に追い込むという行為を３回以上見たからです。
幸い私は園長先生に気に入られ、追い込まれたことはありませんが、こんなところにいては精神的におかしくなってしまうと思いました。

転職時の希望条件とその理由

保育園を見学させてくれるところを重点的に受けようと思いました。説明会や面接ではいくらでも良いことが言えます。

そこで、働いている姿が自分でイメージできるよう、実際に現場で働いている保育士の先生に話ができることを希望条件の一つとしてを出していました。
もちろん、そんなことは希望条件をヒアリングされた際にマイナス評価になりかねないのでとても言えませんが、面接の最後に「何か不明点はありますか？」と聞かれたときに上記項目をお伝えしました。

転職活動で工夫したこと

転職先は保育士の転職サイトマイナビ保育士を利用しました。
マイナビ保育士を選択した理由は、他業種で転職をした友人がマイナビ転職を利用して、担当の方も親身で納得のいく転職ができたといっていたため、私も登録をすることにしました。

実際登録をしたら親身に対応をしてもらいました。まずは私がどんな考えで、何が原因で退職をしたのかヒアリングしてくれて、私の考えや思いに合う保育園を紹介してくれました。

１番心に残っているのは、面接を経て無事合格することができた後に「入社した後どうでしたか」と連絡をいただいたことです。
前職で務めていた保育園にも求人やメーカーの営業の方がこられる機会があって、私が外部の営業担当とやりとりをする役割をしていたのですが、契約を決めるとパタリと連絡がこなくなることも多かったです。
求人なんて営業よりももっと薄い関係で1度きりの転職で終了する話なのに、こうやってマメに連絡をいただいたことは、とてもうれしかったです。

転職先企業に決めた理由と経緯

園長先生の教育方針に共感したことと、働いている先生方がイキイキと働いていたこと、そして働く際の服装が保護者受けなど含めた対外部受けを狙ったものでなく、園児対応をしやすいような何かあったらすぐ走っていける格好で統一しているとお話をされたことに共感をもったからです。

園長先生が、近年モンスターペアレントが多いと世間で騒がれていますが、それだけでなく園児の大切な一生の１番最初の通過点になる保育園で人間形成をしたがらない教員が増えていることにも憤りを感じているとお話をされていて、私も人生のスタートをきる保育園で園児の成長に携わりたいと思ったからです。

転職してよかったと思う点

先述したように、思いのある先生方が多いため仕事が楽しいです。保護者受けや、外部受けを狙って入園者を増やそうとする姑息な手法を用いらず、純粋に入園してくれた生徒を支えて、心の豊かな優しい子供に育てようとする方針が統一されていて、先生方が従順にその思いをもって仕事をされているので、私も力になりたいと思っています。

今までは仕事に行くことが嫌で、休日ばかり楽しみに生きていましたが、今は仕事にいくことも楽しみになりました。２０代後半になって、仕事のやりがいが少しづつわかるようになってきたことが転職して本当によかったことの一つです。

今後の目標

今後の目標は、自分が担当した生徒を小学校へ送り出すことです。そして、卒園する頃には言葉も話せるようになっているので「○○保育園でよかった」「楽しかった」「卒業したくない」と言ってもらえるように、仕事を一生懸命したいと思っています。

あとは、未熟な私を拾ってくれた園長先生に恩返しがしたいと思っていて、恩返しの方法は「入園者を増やすこと」だと思っています。
私は全職の保育園で営業担当者とやりとりをして、道具や食材を決める仕事もしていたので、保育園の広報として働きたいと思っています。
そして、広報を私がして入学者を１００名増加させることが目標です。