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トントン拍子の転職活動【保育士の転職体験談】

東京都在住、30歳美咲さんの転職体験談

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転職しようと思ったきっかけ

社会人大学生をしながらのパート勤務だったのですが、卒業を機に収入を得る必要があり正社員への転職をしようと決めました。

職場内の雰囲気、上下関係、待遇などに不満があったわけではなく、むしろ前職の方が現職の現場よりはるかに職場環境は良かったように思います。
しかし、収入面を考えるとそのまま前職の職場に正規や契約社員としては雇ってもらえない(公立保育園のため公務員試験突破が必要)ので、前職の契約更新を辞退して次を探し始めた次第です。

転職時の希望条件とその理由

契約社員で、シフトの終業時刻ぴったりに上がれること。契約社員にこだわったのは、保険に入りたかったからです。
時給制社員なので1000円以上のところを探しました。
理由としては、同じ労働を奉仕すると考えた時に、自分にとって1000円という金額は、時給を言い訳に仕事に不満を抱かないデッドラインだと感じているからです。

自分を過大評価するつもりはありませんが、以前、異業種でしたが能力を評価されて昇給を受け、1000円以上頂いていた時から、次に「自由にシフトを出せれば良いから」と最低賃金すれすれの職場に変わった時のフラストレーションが激しかったのです。

もちろん、時給なりの楽な仕事ではありましたが。1000円を切る仕事を長期で続けていると、いつか「もっとがっつり働きたい。しっかりお給料を頂きたい」という欲求に駆られてしまうので、1000円という金額にはこだわりました。

Whoops! It looks like you forgot to specify your html tag.転職活動で工夫したこと

保育士専門の求人サイトの保育can保育士ナビを利用しました。
転職エージェントではないため、コンサルタントはつきませんでした。

保育士専門の求人サイトを利用した理由は、今までも職場を探す時はそちらのサイトを利用していたので安心感がありました。いわゆるタウンワークなどの大手だと保育士と介護職が一緒くただったりヒット数も少ないからです。

転職活動で工夫したことは、とにかく保育所の現場での経験を溢れるように話せるよう、エピソードをたくさん用意しました。
前職を辞めた理由をネガティブイメージのままにせず、自分なりにポジティブに解決しようと努力していたかどうかを伝えられるよう準備しました。

転職先企業に決めた理由と経緯

保育士ナビから応募したのですが、応募してからの対応が早かったです。
応募した翌日には人事から電話があり、面接の時間調整をしながら必要書類の準備も手取り足取りで、応募者を離すものか!という執念が感じられました。

そして、面接対応されたSV(小規模のため当時園長不在だった)も信頼のおけそうな方で、安心できましたし、保育所内を見学させていただいた印象も、派閥などなさそうでのんびりやっている感じを受けたので、ぜひ、となりました。
園側もフルタイムならぜひ!というお返事でした。その後もトントン拍子で出勤日が決まり、今に至ります。

転職してよかったと思う点

想像以上に緩い職場でした。この待機児童で溢れる時代に、定員の半数ほどしか園児はおらず、かなりの手厚い保育ができました。面接時に感じた通り派閥はなく、やや対人距離が近すぎる嫌いはありますが、和気あいあいとした職場に入れて良かったです。

こちらとしては、シフトの希望を可能な限り考慮してくれるので融通も利きました。但し、園児が倍増した場合話は別になってくると思います。

そもそも短時間パートから契約社員への転職だったため、収入も3倍近く上がり、自活するには困らないお給料を頂けて感謝しています。

今後の目標

現職場に勤めて3年目となりましたが、ようやく動じずに状況に臨めるようになってきたように思います。色んな家庭があり、子育てへの価値観も千差万別な中、こちらとしてはこどもが混乱しないように配慮はしつつも、保護者と相談、連携、協力しながら社会に出て困らないように、身の回りのことや、おともだちとの接し方を伝えていけたらと思っています。

保育士ひとりひとりの考えがあり、擦り合わせも都度必要にはなってきますが、とにかくこどもたちが安心し、信頼をもって過ごしてくれること、心身の健康を守ることが最低限にして最大限、私達にできることだと思っています。

これから転職をしようとする保育士・幼稚園教諭へアドバイス

お給料は、最低限の金額を自分で決めたら、欲を出さない方がいいと思います。
もちろん、職場環境が多少悪くても1円でもお給料の良いところに行きたい、という考え方の人もいると思います。しかし、長く続けていくことを考えて、本当にその職場でやっていけそうか、ここでこどもたちをのびのび育てて行けるのかを真摯に考えてほしいです。

そして面接の時はとにかくハキハキ!しっかり目を見て、明るくが大前提です。
おとなしくて言うこと聞きそうな保育士を採るような会社は良いように使われるのがオチです。

また、ネガティブな経験も冷静に分析して、今に生かせるようなエピソードに変換できるように準備してください。